白衣の天使備忘録医療業界で活躍する女性に捧げるお役立ちノート

第一印象がもたらす影響

人の見方が第一印象によって決まってしまうことは広く知られていますが、看護師が働く職場でもそれは例外ではありません。できるだけ良い環境で働きたいと考えるのなら、自分の第一印象を意識して現場に入ることが大切です。

看護師の業務は人と人との繋がりが第一であり、周囲とのコミュニケーションが仕事のほとんどを占めます。そのため、現場のチームワークにうまく溶け込むことができれば、スムーズに活躍できるものです。

第一印象の勝負時ともいえるのが、入社初日です。自己紹介をする際、身だしなみがおかしかったり、礼儀マナーができていなかったりすれば、そこで周りは一気に離れてしまいます。そのタイミングでいかにして自分の良いところをアピールできるかが重要なポイントです。

看護師は仕事の性質上、初対面の相手であってもどんな人かを察する能力に長けている傾向があります。実際、看護師は初めて病院やクリニックを訪れた患者さんが気分を害さないよう配慮しつつ、どんな状態なのかを聞き出すことが必要になるからです。

その対応力が求められることから、長く看護師として働いている人ほど、どのような人なのかを第一印象から想像する能力に長けているといえます。そうしたことを踏まえて、特に最初は緊張感を持って礼儀正しく振る舞うことが大事です。

最初に少しでも好印象を持たれていれば、仕事を教わりやすかったり、重要な仕事を任せてもらえるようになったりするものです。このように先輩と気軽にコミュニケーションが取れれば、様々なメリットが生まれます。

いずれ看護師として活躍したいと考えている方は、初日に良い印象を残すために、何をすべきかをよく考えておきましょう。